肩関節の痛み・四十肩・五十肩

 腕が上がらない、後ろに回らない、横に上がらない、反対側の肩をつかめない又はそれらの動作をする時にちょっとした角度でズキンと痛みが出るなどの症状です。

四十代、五十代の年齢でよく起こるのでこう呼ばれていますが、このような症状があれば一般的に使われる肩関節周囲の疾患です。

対象となる筋は、腱板を構成する棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋や三角筋、上腕筋、烏口腕筋などですが、肩周辺の筋肉には首から神経が行きますので頸部への刺鍼も同時に行うことで、夜間痛のある場合はそれを取り、再発を防いでいく治療を行います。

当院の治療の一例として、夜間の寝返り時に激痛があり、腕をどの方向にも挙げられなかった患者さんがいらっしゃいました。1回目の施術で夜間痛はなくなり、6回目で日常動作でもほぼ痛みがなくなり、その後は再発防止を踏まえて、計10回程度で施術を終了しました。肩に疾患のある患者さんに非常に多いケースですが、腱板のみならず三角筋の上腕骨付着部の凝りが広範囲に渡りしこりになっており、それを取りきるのにこれ位の通院が必要でした。1回/週の頻度で来院可能な患者さんでしたが、肩関節疾患に対する当院での平均的な治療回数・頻度の目安として頂けるとよいと思います。